みなさんこんにちは。

今回はPCX150(KF18)の修理報告です。

当ブログの初期から問題になっていた、発進時のノッキング(ガタガタ振動)の解決編を紹介致します。

KF18、JF56はクラッチに欠陥でもあったのか、ネット上でもこの問題に悩まされている人が結構多いようです。

私もこのノッキング症状のまま騙し騙し乗ってすでに8年?くらいになるでしょうか?

なぜすぐ直さなかったのかと言うと、この症状は出ない時と出る時があったからです。

あとバイク屋に頼むとクラッチ系と言うのは結構なお金がかかるから。

私は貧乏なので騙し騙し乗っていたと言う事です。

 

しかしいい加減直さないと他の部品も潰れるんじゃないか?と不安になり今回完全修理に踏み切ったのでした。

と言う事でさっそく修理の全容をどうぞ。

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ネットでパーツ購入。

 

まずは上記の画像を見てください。

 

上左:クラッチキット トルクカム センタースプリング クラッチアウター セット 7370円

上右:ホンダ純正  ドライブベルト 4000円

下左:ユニバーサルホルダー 645円

下中央:スライドピース セット 308円

下右:タイホンダ純正品 ウエイトローラー (20×15mm 18g) 880円

 

上は税込、送料別の値段。

なので13203円+送料で

15000円くらいになりました。

 

まあ安く上げれたのではないでしょうか?

 

ギアボックスを外すにはカウルも外さないといけない。

まずはこの足場の下のカウルを外します。

 

これが結構なネジの数。

そしてカウル本体を外す時に内側のツメを割らないように注意。

PCXのカウルのツメは割れやすくて有名だとバイク屋の兄ちゃんが言っていました。

 

 

悪戦苦闘の末やっと外れました。

右のクラッチ部分はまだ綺麗。

左のプーリー部分は真っ黒。

まあ買って8年なのでこんなもんか。。

 

 

あとこの黒いパッキンがかなり劣化中。

ただ変えがないのでこのまま使いました。

みなさんは新品をご用意してくださいね。

 

ギアボックス内はベルトの削りかすだらけ。

 

うーーん。。すごい。

こんなカスがボックス内のあちこちに。

ただベトベトしたものではないのでハケでささっと掃除できます。

エアコンプレッサーがある方はそちらでどうぞ。

 

分解。トルクレンチがないので裏技で。

 

みなさんはこんなやり方はしないでくださいね。

私はトルクレンチがないので、ナットをゆるめる前にマジックで印をつけました。

またこのように戻すと言う作戦です。

 

さあ分解です。

写真撮り忘れましたがユニバーサルホルダーが意外と難しい。

安物なので短か過ぎて使いにくい。

 

そんなこんなで何とか分解。

 

 

うーーん。真っ黒。

左のプーリーも外してまたまたハケで洗浄。

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スライドピース、ウエイトローラー、ドライブベルト、取りつけ。

 

まずはスライドピースはめ込み。

古い分もそれほど削れたりはしてませんでした。

 

 

ウエイトローラーは全体的に削れてるのではなく、部分部分変な形に削れていました。

そして新車で買ったにも関わらず向きがバラバラ。

なぜだろう。

これが原因で削れたんじゃないのかな?

 

みなさんウエイトローラーには向きがあるので、整備士の人が説明してくれているYouTube動画があるのでご自身で調べてみてください。

自分の頭で理解した方が今後の役に立ちますので。

 

 

そして全て取りつけ完成。

ただちょっと問題がありました。

新しく購入したクラッチ部分。

 

これ元から付いてたやつより開きがメチャメチャ硬くて、ドライブベルトを付けるのにメチャメチャ苦労しました。

とにかくベルトをハメる所が全然開かないのでベルトが入らないんです。

強化スプリングなのかな。

なのでベルトの中央部分をグイグイ握りしめ何とか差し込む。

これを何度もやってやっと完成。

 

まあとにかく重労働。

 

そしてもう一点不思議な事が。

 

 

 

外す前の画像の通りマジックでマーカーしました。

しかし新しいのをつけたら。。。

 

 

ナットのマーカーが時計の4時くらいまで来てしまう。

これ別に交換する前のナットが緩んでいたわけでもなく、新しく着けたナットも閉めすぎたとかでもないんです。

普通にある程度自分の感覚でいい感じに絞めただけ。

 

やっぱりこのクラッチセットはホンダ純正ではないので多少のサイズの違いはあるのでしょうね。

 

ただやっぱりDIYと言うのは心配ですよね。

乗ってる時にナットが外れてギア関係がおしゃか。。なんてならなければいいのですが。

 

:備考。

この修理をしてから数週間経ちましたが全く問題なく快調に走っています。

 

その後ボックスもはめ込み、カウルも装着して終了。

 

 

無事完成した事を神様が祝福しているかのような光が差し込んでいますね。

 

なんのこっちゃ。(笑)。

 

今回はDIY作業という事で試行錯誤のすえ完成させる事が出来ました。

なんでも自分でやってみる!と言うのも素晴らしい考え方なのですがお金に余裕のある方、そして自分での作業に不安がある方は素直にバイク屋に依頼してくださいね。

 

それではまた。

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